Manual:Echo/ja
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Extension:Echo は MediaWiki 用の通知システムのひとつです。
言及
Echo を使い、議論で言及した利用者に通知を送ります。通称ピンを送る、「pinging」などと表現します。 署名入りのメッセージで、直接またはテンプレートを介して、利用者ページにリンクすると、その相手に言及が通知されます。 以下に技術的な構造を説明します。
技術的な詳細
言及イベントを生成するとき、Echo は版の差分を固まりごとに処理していき、新規コメントの中から言及されている利用者を検索します。これを執筆している時点では、利用者への言及の通知が成功する条件は以下の通りです:
- 差分の固まりは既存の行の変更ではなく、新しい行の文章の追加として認識される必要があります。
- 利用者がメッセージに署名する必要があります。[1]
- コメントが既存のセクションに完全に属するか(追加行の差分の固まりが新しいセクション見出しを含まない)[4][5]、もしくは新しいセクションを開始する(差分の固まりが新しいセクション見出しから始まる)必要があります。[6][7] 見出しレベル 2 以上のセクションのみ集計します。[8]
- 差分はテンプレート展開するため、言及する利用者ページへのリンクはテンプレートを使っても直接リンクでも成立します。[9]
- 変数のうち
{{REVISIONID}}
と{{REVISIONUSER}}
はEcho が差分を解析するときに空の文字列に展開します。
- 変数のうち
- もし言及相手の数が上限値50を超過すると、言及は誰にも発信しません。[10]
また、すべてのマークアップは正規表現で構文解析され、マークアップに凝りすぎると予想外の結果が起きがちです。
脚注
- ↑ DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::interpretDiff
- ↑ DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::getUserFromLine
- ↑ DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::getUserFromLine
- ↑ DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::interpretDiff
- ↑ DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::generateEventsForRevision
- ↑ DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::interpretDiff
- ↑ DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::generateEventsForRevision
- ↑ DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::HEADER_REGEX
- ↑ DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::generateMentionEvents
- ↑ $wgEchoMaxMentionsCount in DiscussionParser.php,
EchoDiscussionParser::generateMentionEvents